8月24日

真っ青な空と湖


◎行程

「本日もJR北海道をご利用頂きましてありがとうございました。
あと10分ほどで列車は終点の「網走」に到着いたします」
このアナウンスでようやく僕は目を覚ました。やはりかなりお疲れらしい。
それもそうだよね。もうこれで夜行列車4泊目。宿に泊まってないのだから(^-^;
友達はやはり日中寝まくってるせいか、夜の睡眠時間は少ないらしく、
今日も僕より早く起きていた。網走湖がきれいだったよ〜と感動していた。
まもなく列車は終点、網走に到着!僕にとっては2度目の網走だ。
前回6月に訪れた時に続いて、今日も抜けるような快晴!やった〜(^o^)
オホーツク海沿岸、網走の街は、僕たちを優しく迎え入れてくれた。

僕たちは駅前のローソンで朝食を買って、
早々と釧路行き列車の車内へと向かった。釧路行き列車はなんとたったの1両!
僕たちが行ったときにはすでにクロスシートは全部埋まっていたので、
仕方なく東京の電車と同じ、ロングシートに座る事に…。
けど、なんとか海側をGETしたので、これでオホーツク海の絶景を楽しめそう!!
6:42、列車はディーゼルの大きな音と共に網走駅を発車!
車内はほとんどが明らかに観光客と見える格好をしていて、
この路線がいかに観光路線であることが分かる。
網走から2駅も来ると、そこはもうオホーツク海がすぐそばまで迫ってくる!
冬はこの海が凍り付くほど厳しい土地なはずなのに、
この日のオホーツク海は、波も穏やかで本当に優しい表情をしていた。
左にオホーツク海、右に小清水原生花園という、素晴らしい車窓風景に
車内の乗客は全員が身を乗り出したり、カメラを傾けたりしていた。
しかしそんな景色に感動してる中、友達は何と再び爆睡・・・(゜゜;)\(−−;)オイオイ

30分ほどオホーツク海と平行する風景が続くと、知床斜里に到着。
ここは知床観光の拠点となる駅だけに、多くの人が下車して行った。
知床斜里を過ぎると、今度は一気に列車は内陸に入り、太平洋を目指す。
知床斜里〜清里町あたりまでは、斜里岳をバックに広々とした畑の風景が広がり、
この時期はジャガイモの花がきれいに咲き誇っていた。本当に花畑みたいだった。

ジャガイモの花畑を抜けると、列車はうっそうとした森の中に入っていく!
緑〜川湯温泉はこの路線で最も高く、険しい区間だ。注意してみていれば、
ほぼ100%の確率で、野生動物にあえるらしいのだが、注意してみてなかったので(笑)、
会う事はできなかった。そして、この険しい区間を抜けるといよいよ川湯温泉駅。
ここで僕たちは下車。駅から20分ほど歩いて、硫黄山へと向かった。

硫黄山に訪れるのは、僕は2回目、友達はもちろん初めてだ。
駅から硫黄山に向かうには、途中「青葉トンネル」という
「となりのトトロ」に出てきそうな、うっそうとした森のトンネルを通るのだが、
硫黄山が近づくと、一気にその木々が姿を消し、殺伐とした風景が広がるのだ。
そして聞こえてくるのが「たまご〜たまごたまご〜」のおじちゃんの声(笑)
この硫黄山、実は活火山で、本当に蒸気があちこちで上がっている。
名前の通り、辺りは硫黄の匂いでいっぱいで、ちょっと気分が悪くなる。
だが、たまごおじちゃんはその匂いにもめげず、蒸気でゆであげた卵を
墳気口のすぐそばで売り続けているのだ(笑)5個400円でバラ売りなし!
高いので買わなかったが、その代わりに得意のソフトクリームを食べてしまう(笑)

硫黄山
今でも盛んに蒸気を上げる活火山
こうして墳気口のすぐそばまで行くことができる

硫黄山の次は摩周湖。硫黄山のバス乗り場からバスで摩周第3展望台へと向かった。
15分ほどで摩周第3展望台に到着!ここは僕も初めてだったのだが、
とにかく展望台のみ!それしか周りには何もないのだ。駐車場だってほとんどない。
しかし、眺めは最高!6月に来た時以上に、今日は霧が晴れていて、
あの真っ青な湖面を僕は再び見ることができた。友達もしばし感動していた。
摩周第3展望台の次に向かうは、摩周第1展望台。こっちは僕が以前訪れた展望台だ。
この区間の交通手段は徒歩(^-^; 歩道もなく、車に冷や冷やしながら歩く事3キロ、
ようやく賑わう摩周第1展望台に到着した。ふう〜、疲れた!
こっちはレストハウスや大型駐車場、写真撮影所まであって、かなり観光地って感じ。
眺めは第3展望台の方がきれいだと思った。見学時間20分程しかなかったので、
あまりじっくりお土産を眺める暇もなく、摩周湖見学は終了。バスで摩周駅に向かう。

摩周第3展望台からの眺め
湖全体をちょうど真ん中から見渡せる最高の位置!
背後には遠方に屈斜路湖も見え、きれいだった。

摩周第1展望台からの眺め
湖をちょっと右から見る感じの第1展望台。
湖面に映る摩周岳がとてもきれいだった。

バスは摩周駅に到着。ここからさらに快速列車に乗り継ぎ、釧路方面を目指す。
次の下車駅は「茅沼」。この駅は丹頂が唯一やってくる駅として有名らしく、
そのことが駅舎やホームのあちこちに書かれていた。
僕たちの目的はこの駅から徒歩10分ほどの所にある温泉。
温泉は入浴料400円で釧路湿原がちょっとだけ見える露天風呂付き。
露天風呂にアブがいて、1回刺された。痛かったな〜☆ ̄(>。☆)イテェ
風呂上がりにはようやく遅い昼食をとり、再び茅沼駅へと戻った。
駅に戻った頃にはちょうど夕陽が沈もうとしていた。北海道で見る夕陽。
別にここは有名な観光地でもなんでもないのに、感動してしまった。

夕陽に照らされる茅沼駅
日本で唯一「丹頂」の来る駅、茅沼駅
さすがにこの日は、姿を見せませんでした

茅沼からは一気に終点釧路まで行った。途中、釧路湿原に沈む夕陽がきれいだった。
釧路湿原駅で下車して、沈む夕陽を眺めようか迷ったが、
次の列車の時間はまた相当後だし、体力的にも限界が近づいてきていたので、
そのまま釧路駅まで行く事で、2人は了解した(笑)
釧路駅到着後は、釧路にできた新名所「フィッシャーマンズワーフMOO」に行った。
ここで何を血迷ったか、2000円の焼肉食べ放題に挑戦してしまう(笑)
1食2000円なんて信じられないことだが、もう入ったら食べるしかない!
ひたすら食べる食べる!が・・・やっぱりそれほどは食えなかった(^-^;
隣りの老夫婦も食べ放題をやっていたが、ほんの20分ぐらいで帰ってしまった。
さすが金持ちは潔いと思った。何が何でも元を取ってやるという僕たちは
2時間の制限時間ギリギリまで、いろんなものを食い漁っていた(笑)
お腹も満腹になり、釧路駅に戻る事に。23:00発、札幌行きおおぞら12号で
2人は再び札幌に戻るのであった。

フィッシャーマンズワーフMOO
幣舞橋と並ぶ釧路の2大観光地の1つ
キレイにライトアップされて、なかなかきれいだった。