新幹線と絶景紅葉狩りの旅
byウィークエンドフリー切符
11月7日(午後) 絶景の只見線と、2時間半の帰省
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長岡に到着した僕は、市内観光をする事にした。 長岡滞在時間は仙台の50分に次ぐ44分の長時間観光(笑)。 とりあえず自動改札の新幹線改札を抜け、市内に出てみた。 駅前はきれいに整備されていて、割合賑わっていたが、駅前通りは閑散としていた。 とりあえず僕は、旅行前に旅の資金としておろした2000円が底をついたで 郵便局に行く事にした、駅前の地図で郵便局を見つけてそこまで歩いて行くことに。 郵便局までは駅から300メートルほど、駅前通りを歩いていく。 相変わらず人通りは少なく、まだ郡山のほうが圧倒的に賑わっていると言う感じ。 途中から裏通りに入り、郵便局でお金を下ろした。そしてまた来た道を戻る。 デジカメの充電が完全に切れてしまい、これ以上の撮影が無理になってしまったので 途中のデパート?らしき建物で27枚撮りのインスタントカメラを購入。けっこう安かった。 そのまま駅に戻り、駅の中に入っていた「無印良品」に入った。 ジュースが飲みたかったので「スポーツドリンク」という怪しいドリンクを購入。 500mlで100円だったので、安けりゃいいと思って買ってしまった。 あと、腹も減ったので、駅のコンビニでサンドイッチとパンを購入。 そしてだいたいいい時間になったので、改札を通り、当駅始発の上越線の電車に乗りこんだ。 発車5分前ほどだったので車内はすでに混んでおり、ボックス席は取る事ができなかった。 |
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電車は長岡駅を出発し、いよいよ次なる目的地只見線の始発駅「小出」ヘ。 途中、越後川口駅で飯山線の待ち合わせが遅れ、列車は6分ほど遅れて小出駅へ到着。 しかし只見線の列車はしっかりと僕たちを待っていてくれた。 上越線の下り電車も遅れているらしく、僕たちが乗ってもまだ列車は発車する事はなかった。 結局、列車は8分遅れて小出駅を発車。ディーゼルのエンジン音と、エンジンの匂いがいい感じ。 この前の電車は朝の5時38分だから只見線の線路を列車が走るのは7時間半ぶりとなる(^^; それでも車内はボックス席に1〜2人でちょうどいい席の埋まり具合。 乗客は半分が地元の人たち(高校生やおばあちゃん)で、半分が僕のような鉄道ファンだった。 本格的なカメラを持っている人も、かなり多くいた。彼らはおそらく終点会津若松まで行くだろう。 只見線の列車は小出を出るとすぐに右に急カーブをとり、川を渡る。 乗客のほとんどは窓を開け、車窓から入ってくる風を受けながら、只見線の旅を楽しんでいた。 |
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小出を出発してしばらくはのどかな山村の風景の中をゆっくりと走る。 わりあい線路は平坦で、家もあちこちに見られ、地元の人々はほとんどが最初の4,5駅で下車していった。 家は降雪に備えるためか、1階は物置になっていて2階が玄関になっている家が多く見られた。 あと1ヶ月もすれば、この場所も雪に埋もれてしまうのだろうか・・・。 しかし今日はとっても天気がいい(^^)まさに紅葉日和!!山はすでに色づいており、 とてもきれいで撮影心をそそるものだったが、あまり最初にとばすと、最後に苦しむ羽目になるので ガマンして自分の目に焼き付ける事にした。しかし、それにしてものどかな風景だ。 乗客のほとんどの人が窓を開けており、また対向列車がないので窓から手や顔を出している人も多い。 列車は新潟県最後の駅、大白川駅に到着。ここで4、5人の人が降り、いよいよ福島県入り! ここからが異常なほど長い。。。次の駅までは約20分間。ひたすら急坂を列車は登る。 車窓からは息を呑むような渓谷美が見えた。紅葉はまさに今が最高潮! もう写真を撮らずにはいられないという感じだった。線路が同じ1つの川を何度も横断し、 その時ごとに、違った風景を見せてくれるのだ。 右に左に美しい景色はどんどん移り変わる。同時に乗客も車内を左に右に動き回る(笑)。 まさに最高の景色!僕も川が右に行けば右の席へ、左に行けば左の席へと移動した。 しばらく走ると、列車は非常に長いトンネル「六十里越トンネル」に入った。 このトンネル内が只見線の最高地点&新潟と福島の県境なのだ。 途中でエンジン音が静かになり、峠を越えた。 スピードがぐんぐん上がり、長かったトンネルもあと少し。ここで僕はカメラを構えた。 実はトンネルを抜けるとそこは田子倉湖の目の前。絶景が一瞬広がるのだ。 そしてトンネルをようやく脱出!すぐに田子倉湖の絶景がっ! 僕はなんとか写真を撮った。しかし只見線初挑戦のカメラマンもいるらしく、 急に現れ、一瞬で消えて行った風景に動作が遅れてしまい、悔しそうにしていた(^^; 列車はまもなく福島県最初の駅「田子倉駅」に到着。ここでも4、5人降りた。 湖のホントに目の前なので、降りてみたかったがこのあとの電車は3時間後。 なにもないこの駅でその時間はとうてい無理と考え、僕は先に進んだ。 田子倉駅の次でようやく大きな駅が。この路線名にもなっている只見駅だ。 ここで2分ほど停車。10人ほどが下車し、車内はますますガラガラに。 只見から先は、しばらく川や湖の風景が途絶え、山村の風景になる。 印象的だったのは駅のホームが異常に短く、前1両部分しかホームにかからない事。 ホントにホームが15メートルほどしかないのである。これにはさすがビックリした(^^; 会津川口が近づいてくると、再び川の景色が!今度は只見川の絶景が広がってくる。 川沿いを列車が走る地点もあり、すぐ眼下に只見川を眺める事ができた。 流れはほとんどないに等しく、船にのって釣りを楽しんでいるオジさんたちが 僕たちに手を振ってくれた。すぐとなりを国道が走り、只見線の列車がくると 珍しいのか、車を止めて列車を眺めている人もいた。 まもなく列車は次の大きな駅「会津川口駅」へ。 只見川のすぐ脇にある、なかなか眺めのいい駅だ。 この前来た時は、暗くって只見川の存在すら知らなかった。 ここで反対側からも列車が来て、珍しく只見線の1つの駅に 2つの列車が停車している。ここでしばし5分間の停車。 5分過ぎると、列車は定刻通りに発車。まだ反対ホームの列車は発車していない。 会津川口まででほとんどいい景色は終わっている。 でも田子倉ダムだけは迫力があってよかった(^^) するとこのあたりで睡魔が・・・景色がなくなると僕は急に眠くなってしまう。 そのまま僕は夢の世界へ・・・(^^; 気付いたら、すでに会津坂下まで来ており 車内は再び、混雑し始めてきていた。そして列車は坂下から50分ほどで 終点「会津若松」駅に到着。これで超感動只見線の旅は終わりである。 次は今年の豪雪の時期に行ってみよっと♪ |
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只見線の旅を終え、会津若松に到着した僕は、息つく暇もなく磐越西線特急「ビバあいづ」へ。 たった3分間の乗り換えのため、電車はすぐに発車した。発車3分前ではもちろん空き席などなく 僕は仕方なく立って、郡山までの1時間を過ごす事となった。 特急の割にはスピードも遅く、乗り心地も最悪(ーー;) デッキは寒く、とても特急料金がかかってるとは思えなかった。 たった60kmほどの距離を1時間もかけて(つまり平均時速60キロじゃ!)電車は郡山へ到着! ここで東京に帰るときは必ず購入している「ままどおる」10個入り840円を購入! 久しぶりの郡山はやっぱりいつものように雑然とした街だけど懐かしかった。 変わっていたのは駅前再開発事業が進められているということだ。 そして僕はいよいよ帰省すべく東北本線のホームへ。電車はすでに到着していた。 まもなく電車は郡山駅を発車!本宮までは14分。あっという間に着いてしまった(^^; 駅では親がいつものように出迎えに来てくれた。家に着くと、待っていました!「晩ご飯」! でも何を食べたかは忘れてしまった(爆) 美味しかったという事だけははっきり覚えているが・・・ 本宮滞在は2時間半。しばらくコタツで家族の団らんを楽しむと、もう出発の時間。。。 帰りは郡山駅までは親が車で送ってくれた。電車では14分だが車だと30分近くかかった。 駅前で親と別れ、僕は再び東京へ・・・。20:59郡山発の新幹線がホームに入ってきた。 すでに車内は立ち客も出るほど混雑しており、とても景色が眺められるような状態ではなかった。 僕はとりあえず空いていた通路側の座席へ。そのまま僕はしばらく眠ることにした。 起きた時、新幹線は大宮を過ぎ、埼京線と平行して走っていた。 22時28分、約1時間半で、新幹線は東京駅に到着。ふたたび2日連続で中央線で新宿へ。 やっぱり東京駅も新宿駅もまだまだにぎやかで、田舎から帰ってきた僕はちょっとウンザリ・・・ 新宿駅で京王線に乗り換え、特急で府中まで行った。さすがに23時過ぎの府中は静かだった。 |
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JR郡山駅前の様子です。 まだ夕方なので人通りは多く、福島一の繁華街は 賑わいを見せています。 駅前では西口の再開発事業が着々と 進んでいるようでした。やっぱり東北は寒いなあ・・・ |
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◎乗車路線 |
京王線、中央本線、東北新幹線、山形新幹線、仙山線、花輪線、奥羽本線、東北本線 |
大糸線、篠ノ井線、信越本線、長野新幹線、上越新幹線、上越線、只見線、磐越西線 |
◎乗車距離と換算運賃 |
3029.8km (切符を普通に買うと80400円) |
◎実際の交通費 |
16540円 (ウィークエンドフリー切符16000円。京王線東府中〜新宿270円。 京王線新宿〜府中270円) |
◎今回利用した切符 |
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今回の旅行で利用した「ウィークエンドフリー切符です」 切符の左の方に縦に赤い文字が印字されているのは 新幹線の改札を通ったしるしです。 この切符には、東京、仙台、盛岡、長野、郡山から 新幹線に乗車した記録が記されています。 |